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App RunnerでNext.jsをデプロイするときの構築コマンドと開始コマンドの注意点

結論

それぞれのコマンドを下記のように設定したら、問題なくデプロイできた。

構築コマンド

npm install && npm run build

npm run buildnext build を指す)

開始コマンド

npm run start

npm run startnext start を指す)

失敗までの経緯

App Runner の設定値

ソースおよびデプロイの設定

  • ソースコードリポジトリを利用。
    • 既存のリポジトリを指定しており、SSR、API Routes や様々なライブラリを含んでいる。
  • デプロイトリガー:手動

構築設定(今回は、ここの設定が原因っぽい)

  • ランタイム:Node.js 16
  • 構築コマンド:npm install
  • 開始コマンド:npm run build && npm run start
  • ポート:3000

サービス設定

  • サービス名:任意の名前
  • 仮想 CPU とメモリ:1 vCPU & 2 GB
  • 環境変数:いくつか設定している。

その他の設定項目は、特段変わったものはないので省略。

なんでなん?

色々な記事やチュートリアルの通りに設定して試したが、失敗続きでした。
しかし create-next-app だけしたシンプルな構成をターゲットにしてデプロイしたら、これは成功しました。
数時間悩んだ末、構築コマンドで install と build をし、開始コマンドでは start だけするようにしてみた。すると不思議なことにデプロイは成功した。
リポジトリの規模が大きめであるなら、構築コマンド内で install と build するといいのかもしれない。
結局根本原因は掴めていない…。

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muuuuminn
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